今日の株式見通し=堅調か CPIを好感して米3指数が史上最高値を更新
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は349ドル高の39908ドルで取引を終えた。4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る伸びにとどまった上に、4月小売売上高も市場予想を下回ったことで、10年債利回りが4.3%台まで低下。3指数とも右肩上がりの上昇となり、そろって史上最高値を更新した。米金利低下を受けて為替はドル安(円高)に振れており、ドル円は足元154円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて325円高の38705円、ドル建てが340円高の38720円で取引を終えた。
注目された米4月CPIが長期金利の低下を促し、米国株に強い動きが見られたことから、日本株にも買いが入ると予想する。CME225先物は大幅高スタートを示唆している。為替が円高に振れている点はややアゲインストで、日経平均はこのところ場中に失速することが多い。そのため、高く始まった後は伸び悩む展開も想定される。ただ、ダウ平均が4万ドルに迫るなど米国株の基調が強いことから、萎めば改めての買いは入りやすい。高く始まった後は、戻り売りをこなしながらプラス圏でしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38500円-38950円。
注目された米4月CPIが長期金利の低下を促し、米国株に強い動きが見られたことから、日本株にも買いが入ると予想する。CME225先物は大幅高スタートを示唆している。為替が円高に振れている点はややアゲインストで、日経平均はこのところ場中に失速することが多い。そのため、高く始まった後は伸び悩む展開も想定される。ただ、ダウ平均が4万ドルに迫るなど米国株の基調が強いことから、萎めば改めての買いは入りやすい。高く始まった後は、戻り売りをこなしながらプラス圏でしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38500円-38950円。