米国債市場概況・12日 10年物国債利回り、4.32%に低下
12日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率4.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.08%低い(価格は高い)4.32%で終えた。5月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると米利下げ期待が再燃し、買いが優勢となった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利見通し(ドット・チャート)で2024年・25年末時点の中央値が上方修正されたこと分かると売りで反応。引けにかけて伸び悩んだ。
(中村)
(中村)