NY為替見通し=5月米小売売上高と鉱工業生産、複数のFRB高官の発言に要注目か
本日のNY為替市場のドル円は、5月米小売売上高や鉱工業生産指数を見極めた後は、複数の米連邦準備理事会(FRB)高官の発言に注目する展開となる。
5月米小売売上高は前月比+0.2%と予想されており、4月の同比±0.0%から改善が見込まれ、自動車を除く予想は前月比+0.2%と4月の同比+0.2%と同じと見込まれている。
5月の雇用統計では平均時給が上昇し、消費者物価指数(CPI)の伸び率が鈍化していたことで、堅調な小売売上高が見込まれている。
また、5月米鉱工業生産指数は前月比+0.3%と予想されており、4月の同比±0.0%からの改善が見込まれている。5月のISM製造業景気指数は48.7へ悪化、生産指数も50.2へ悪化していたことで、整合性がないことから、ネガティブサプライズに警戒しておきたい。
5月の米小売売上高と鉱工業生産が予想通りならば、米10年債利回りの上昇、そしてドル買い要因となる。
本日は、複数のFRB高官(バーキン米リッチモンド連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁、ローガン米ダラス連銀総裁、クーグラーFRB理事、ムサレム米セントルイス連銀総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁)の発言が予定されている。
先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのドット・プロット(金利予測分布図)に示された年内の利下げ回数(ゼロ:4人、1回:7人、2回:8人)の投票者を確認することになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、158.88円 (ピボット・ターニングポイント)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、156.69円(日足一目均衡表・転換線)
(山下)
5月米小売売上高は前月比+0.2%と予想されており、4月の同比±0.0%から改善が見込まれ、自動車を除く予想は前月比+0.2%と4月の同比+0.2%と同じと見込まれている。
5月の雇用統計では平均時給が上昇し、消費者物価指数(CPI)の伸び率が鈍化していたことで、堅調な小売売上高が見込まれている。
また、5月米鉱工業生産指数は前月比+0.3%と予想されており、4月の同比±0.0%からの改善が見込まれている。5月のISM製造業景気指数は48.7へ悪化、生産指数も50.2へ悪化していたことで、整合性がないことから、ネガティブサプライズに警戒しておきたい。
5月の米小売売上高と鉱工業生産が予想通りならば、米10年債利回りの上昇、そしてドル買い要因となる。
本日は、複数のFRB高官(バーキン米リッチモンド連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁、ローガン米ダラス連銀総裁、クーグラーFRB理事、ムサレム米セントルイス連銀総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁)の発言が予定されている。
先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのドット・プロット(金利予測分布図)に示された年内の利下げ回数(ゼロ:4人、1回:7人、2回:8人)の投票者を確認することになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、158.88円 (ピボット・ターニングポイント)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、156.69円(日足一目均衡表・転換線)
(山下)