海外マーケットトピック-米FRBによる年内利下げはなしと予想・・・

<市場動向>
・米国株式市場-ダウ3日続伸、ナスダック8日ぶり反落
・米債券市場-10年物国債利回り、4.26%に上昇
・NY原油先物-7月限の終値は前営業日比0.60ドル高の1バレル=82.17ドル
・NY金先物-8月限の終値は前営業日比22.1ドル高の1トロイオンス=2369.0ドル
・CME225先物-大阪取引所比で下落、38545円で引け
・VIX指数-13.28に上昇 ナスダックは8日ぶりに反落

<海外経済指標>
・EIA石油在庫統計:原油は254.7万バレルの取り崩し
・6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数 +1.3、予想 +5.0
・1-3月期米経常収支 -2376億ドル、予想 -2064億ドル
・5月米住宅着工件数 127.7万件、予想 137.0万件
・5月米住宅着工件数(前月比) -5.5%、予想 +0.7%
・5月米建設許可件数 138.6万件、予想 145.0万件
・5月米建設許可件数(前月比) -3.8%、予想 +0.7%
・前週分の新規失業保険申請件数 23.8万件、予想 23.5万件
・前週分の失業保険継続受給者数 182.8万人、予想 180.5万人

<海外の要人発言>※時間は日本時間
・20日16:35 スイス国立銀行(中央銀行、SNB)声明
「必要に応じて外国為替市場での介入も行う意向」
「基礎的なインフレ圧力は前四半期と比較して再度低下」
「本日の政策金利引き下げにより、SNBは適切な金融状況を維持することができる」
「引き続きインフレの推移を注意深く監視」
「中期的な物価安定と一致する範囲内にインフレを維持するため、必要ならば金融政策を調整する予定」
「2024年のインフレ率は1.3%と予測(従来は1.4%)」
「25年のインフレ率は1.1%と予測(従来は1.2%)」
「26年のインフレ率は1.0%と予測(従来は1.1%)」
・20日17:28 ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁
「基調的インフレ圧力が低下」
「引き続き状況を注意深く監視し、必要に応じて政策を調整」
「政策金利ついてフォワードガイダンスは提供しない」
「スイスフラン高は金融情勢にインパクトを与える」
「外国為替の動向は非常に重要であり、インフレ見通しに影響する」
・20日20:02 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「MPCは7対2で5.25%の据え置きを決定」
「2人が0.25%の利下げを主張」
「7月4日の総選挙の時期は今回の会合での決定とは関係ない」
「中期的に2%のインフレ目標を持続的に達成するために必要であると判断された」
「インフレ率は短期的には2%目標に近づくと予想されていたが、年後半には2.5%程度まで若干上昇すると予想」
「地政学的要因による短期的なインフレ見通しの上振れリスクは引き続き残る」
「5月報告書を前提とし、インフレ率は2年後に1.9%、3年後には1.6%まで低下」
「5月報告書の CPI 予測に示されたインフレ持続のリスクについては、引き続きさまざまな見解」
「インフレ持続の主要指標は引き続き緩やかになっているが、依然として高い水準にある」
「中期的にインフレ率を2%目標に持続的に戻すため、十分な期間引き締めを続ける必要」
・21日05:43 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「利下げ前に年間のインフレ率が2%を付ける必要はない」

<一般ニュース>
・米FRBによる年内利下げはなしと予想-アポロ・グローバル=ロイター
・バイデン氏、インフレ抑制を最優先課題に設定-米財務長官=ロイター
・24年独GDP予測、0.4%増に小幅上方修正-IFO=ロイター
・米住宅着工件数、2020年6月以来の低水準-許可件数も減少=BBG
・フランス債に堅調な需要-下院選発表後で初の国債入札=BBG
・バンス議員、米副大統領候補に急浮上-トランプ氏の「若手バージョン」=BBG
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。