今日の株式見通し-小動きか 休場明けの米国株はまちまち

 東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は299ドル高の39134ドルで取引を終えた。セールスフォースが大幅高となったほか、キャタピラーやボーイングなどに買いが入った。一方、エヌビディアなど半導体株が総じて弱く、ナスダックは早々にマイナス圏に沈んで下げ幅を広げた。ドル円は足元158円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円安の38545円、ドル建てが20円安の38590円で取引を終えた。

 米国で半導体株が弱かったことから上値は重いだろうし、CME225先物からは下落スタートが想定される。ただ、S&P500やナスダックは直近まで連日で高値を更新しており、半導体株も利益確定売りに押された程度。ダウ平均は300ドル近く上昇しており、安く始まれば押し目は拾われる公算が大きい。米国ではエネルギー株や金融株の動きが良く、バリュー株には悪くない流れとなりそうだ。方向感が定まりづらい中、上でも下でも値幅が出れば逆の動きが出てきて、前日終値近辺で終了すると予想する。日経平均の予想レンジは38450円-38750円。
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