東京外国為替市場概況・15時 豪ドル円、上げ幅拡大

 3日午後の東京外国為替市場で豪ドル円は上げ幅を拡大。午前に発表された強い豪経済指標を受けた豪ドル買いの流れが続いたほか、日経平均が堅調に推移したことで全般的に円が売られた影響もあり、一時108.06円まで上昇して1991年以来の高値を付けた。

 ユーロ円は強含み。15時時点では173.82円と12時時点(173.66円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。本邦株高をながめ、173.86円まで上昇してユーロ導入来の高値を付けた。ポンド円は2008年以来となる205.31円までそれぞれ上昇している。

 ドル円はじり高。15時時点では161.87円と12時時点(161.64円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。全般的な円売りの流れに沿う形で161.90円まで上伸して約37年半ぶり高値を更新した。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0738ドルと12時時点(1.0743ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円でのドル買いの影響を受け、1.0736ドルまでわずかに下値を広げた。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.39円-161.90円
ユーロドル:1.0736ドル-1.0754ドル
ユーロ円:173.42円-173.86円



(川畑)
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