今日の株式見通し-堅調か 米国では半導体株が大幅上昇

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は127ドル高の40415ドルで取引を終えた。エヌビディアが4.8%高となるなど半導体株の多くが大きく上昇。全体でも直近の下げに対する押し目買いが優勢となった。ドル円は足元157円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて470円高の39950円、ドル建てが525円高の40005円で取引を終えた。

 米国動向を受けて、直近で売り込まれた半導体株に押し目買いが入るだろう。CME225先物は大幅ギャップアップスタートを示唆している。大型グロース株がけん引役となることで、指数主導の上昇が見込まれる。ただ、高く始まりそうな分、節目の40000円近辺では戻り売りも出てくると思われる。日経平均は7月11日に42426円まで上昇した後、急失速し、きのう22日には終値で40000円を割り込んだ。初動が強かったとしても、それだけで一気に強気に傾く展開は期待しづらい。上に値幅は出るものの、場中は強弱感が交錯して一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは39800円-40100円。

(川畑)
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