株式寄り付き概況-日経平均は大幅反落 ファナックが大幅上昇

 30日の日経平均は大幅反落。米国株は3指数がまちまちかつ、小動きとなったが、これを受けた寄り付きは200円を超える下落。弱めに始まったことから、その後も下を試しに行った。下げ幅を300円超に広げたところで売り一巡感が出てきているものの、戻りは鈍い。足元では安値圏でもみ合っている。

 業種別では輸送用機器、不動産、鉄鋼などが上昇している一方、銀行、鉱業、機械などが下落している。通期の見通しを引き上げたファナック<6954.T>が大幅上昇。半面、コマツ<6301.T>は1Qの増収増益着地が好感されず、大幅に下落している。
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