東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、じり高の流れ一服

 18日の東京外国為替市場でユーロ円はじり高の流れが一服。12時時点では166.85円とニューヨーク市場の終値(166.79円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。下支え要因となっている日経平均株価の上昇にいったん停滞感が生じたタイミングに続き、中国株が安寄り。ユーロ円は167.05円まで小幅に上値を広げたところから、166.84円前後まで調整のユーロ安・円高推移となった。ただ、日経平均が持ち直して前場を高値引けとなったこともあり、下落幅を大きく広げてはいない。

 ドル円は下押し。12時時点では145.12円とニューヨーク市場の終値(145.29円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。クロス円がやや円高方向へ傾くなか、時間外取引の米10年債利回りの戻りに停滞感もあってドル円は重い動きが持続。12時ごろにかけて145.09円まで下値を探った。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.1497ドルとニューヨーク市場の終値(1.1480ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。対円でユーロが下押すも、ドルも並行してじり安となるなか、ユーロドルは限られたレンジではあるが本日高値圏を維持。一時1.1501ドルと、小幅にレンジ上限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.09円 - 145.44円
ユーロドル:1.1475ドル - 1.1501ドル
ユーロ円:166.74円 - 167.05円

(関口)
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