今日の株式見通し-軟調か ドル円が150円割れ 米国株は上昇
東京市場は軟調か。米国株は上昇。ダウ平均は99ドル高の40842ドルで取引を終えた。FOMCでは大方の予想通り、政策金利は据え置かれた。パウエルFRB議長は会見で9月利下げの可能性に言及。10年債利回りが大きく低下し、半導体株を中心にグロース株に強い買いが入った。エヌビディアは12.8%高と急騰している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて575円安の38655円、ドル建てが530円安の38700円で取引を終えた。
ドル円がきのうの植田総裁会見を通過して以降、円高に勢いがついており、FOMCを受けて米国の長期金利が低下したことも、その流れに拍車をかけている。足元では150円00銭近辺で推移しており、150円を割り込む場面もみられる。CME225先物は下落スタートを示唆しており、米国株高は好感できず、円高進行を嫌気した売りに押されることになりそうだ。東京市場ではきのう引け後に半導体株が急伸しており、米半導体株の上昇に対する反応は限定的か。FOMCを波乱なく通過できたことは安心材料ではあり、ドル円の動きが落ち着いてくれば押し目買いは入ると考える。一方、一段と円高が進むようだと外需株に対する警戒感が強まる。場中はドル円動向をにらみながら神経質な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38500円-39200円。
ドル円がきのうの植田総裁会見を通過して以降、円高に勢いがついており、FOMCを受けて米国の長期金利が低下したことも、その流れに拍車をかけている。足元では150円00銭近辺で推移しており、150円を割り込む場面もみられる。CME225先物は下落スタートを示唆しており、米国株高は好感できず、円高進行を嫌気した売りに押されることになりそうだ。東京市場ではきのう引け後に半導体株が急伸しており、米半導体株の上昇に対する反応は限定的か。FOMCを波乱なく通過できたことは安心材料ではあり、ドル円の動きが落ち着いてくれば押し目買いは入ると考える。一方、一段と円高が進むようだと外需株に対する警戒感が強まる。場中はドル円動向をにらみながら神経質な動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38500円-39200円。