今日の株式見通し=軟調か 米国株安や円高進行が重荷

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は57ドル安の40358ドルで取引を終えた。強弱感が交錯してプラス圏とマイナス圏を行き来したが、終盤の動きが弱く、小幅に下げて終えた。ドル円は足元155円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて40円安の39500円、ドル建てが15円高の39555円で取引を終えた。

 米国株は引け後のアルファベットやテスラの決算を見極めたいような動きでもあったが、時間外ではアルファベットが小幅な下落、テスラが大幅な下落となっている。為替が円高に傾斜していることも警戒材料で、日本株は売りに押されると予想する。日経平均は値幅の調整が進んでいる分、押しが深くなれば下値は拾われるとみる。一方、きのうは大幅高スタートから失速して下落で終えており、動きが良くなってくると上値が抑えられるだろう。全般的に手がけづらさが意識される中、場中は小安く推移する時間が長くなると予想する。日経平均の予想レンジは39350円-39700円。
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