今日の株式見通し-軟調か 米国株は下落しエヌビディアは時間外で大幅安

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は159ドル安の41091ドルで取引を終えた。序盤は横ばい圏で推移していたが、決算発表を前にエヌビディアが弱く、次第にリスク回避の売りが優勢となった。引け後に出てきたエヌビディアの決算は市場予想を上回った。しかし、時間外の株価は大幅安となっている。ドル円は足元144円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて230円安の38140円、ドル建てが200円安の38170円で取引を終えた。

 米国株安やエヌビディアの時間外の下落を嫌気した売りに押されると予想する。エヌビディアに関しては失望決算というよりは市場の期待が高すぎたようでもあり、本日の米国株の反応を見極めたいところではある。ただ、週初から同社の決算に対する注目度が高まっていただけに、多くの銘柄にネガティブな影響が波及しやすい。半導体を中心にグロース株が下げを先導し、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは37700円-38200円。
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