ドル円 142.40円OP、相場の引き戻し効果を示す可能性に注意

 ドル円は142円台までで下落に一巡感が生じ始めているところで、142円半ばから143円半ばにあるオプション(OP)が動きを抑えやすいだろう。ただ、142.40円に観測される来月7日が期限のOPはドル・プット(売り権利)OPで、詳細な売買の内容次第でもあり、期限までまだ多少時間があるため足もとでどの程度OP絡みのオペレーションが相場に影響を与えるか不確かだが、下回った水準から相場を引き戻す効果を示す可能性がある点に注意したい。

(関口)
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