東京外国為替市場概況・10時 ドル円 買い戻しが一服

 30日の東京外国為替市場でドル円は買い戻しが一服。10時時点では142.69円とニューヨーク市場の終値(142.21円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。先週末急落の反動で買い戻しが優勢となるも、142.95円を戻り高値に上昇が一服。日経平均は一時1800円超安と大幅反落し、ドル円の上値は重い。ただ、日本株の暴落も織り込んでいる部分も大きく売り戻しは142円半ばにとどめている。

 ユーロ円も伸び悩む。10時時点では159.39円とニューヨーク市場の終値(158.79円)と比べて60銭程度のユーロ高水準だった。日経平均の大幅安も上値を圧迫し、159.65円を頭に買い戻しが一服し、159円前半で伸び悩んでいる。

 ユーロドルは10時時点では1.1171ドルとニューヨーク市場の終値(1.1162ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。円相場主導の動きとなっており、1.1170ドル近辺で小動き。時間外の米10年債利回りは先週末の終値水準の3.75%台で値動きは限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.06円 - 142.95円
ユーロドル:1.1154ドル - 1.1174ドル
ユーロ円:158.59円 - 159.65円


(金)
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