今日の株式見通し-堅調か 強い米9月雇用統計を受けて一段と円安が進行

 東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は341ドル高の42352ドルで取引を終えた。米9月雇用統計では、非農業部門雇用者数が25.4万人増と市場予想の14.0万人増を大きく上回った。良好な結果を受けてソフトランディング期待が高まり、3指数がそろって高値圏で取引を終了。ダウ平均は史上最高値を更新している。米長期金利は4%に迫る水準まで上昇し、為替市場ではドル高・円安が進行。ドル円は足元149円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて1065円高の39625円、ドル建てが1225円高の39785円で取引を終えた。

 円安進行と米国株高を受けて、大きく水準を切り上げると予想する。CME225先物からは4桁高も期待できそうで、外需大型株が上昇を先導するだろう。金融株も選好されやすく、主力株の多くに買いが入ると見込まれる。大幅ギャップアップスタートが予想される分、寄った後は目先の利益を確定させる売りも出てくるとみるが、日経平均の40000円台回復やドル円の150円台到達に対する期待も高まる中、終日強い基調が続くだろう。日経平均の予想レンジは39200円-39800円。
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。