米国債市場概況・10日 10年物国債利回り、4.06%に低下

 10日の米国債券相場で長期ゾーンは小反発。表面利率3.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は高い)4.06%で終えた。ボスティック米アトランタ連銀総裁が11月金利据え置きの可能性を示唆すると売りが進行し、利回りは一時4.1158%前後と7月31日以来の高水準を付けた。ただ、30年債入札が「好調」だったことが分かると買い戻しが優勢となり、上げに転じた。

(中村)
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