海外マーケットトピック-債券版「恐怖指数」生みの親、米選挙後の利回りは・・・

<市場動向>
・米国株式市場-ダウは史上最高値、ナスダックは小幅続伸
・米債券市場-10年物国債利回り、4.09%に上昇
・NY原油先物-11月限の終値は前営業日比0.28ドル高の1バレル=70.67ドル
・NY金先物-12月限は前営業日比16.2ドル高の1トロイオンス=2707.5ドル
・CME225先物-大阪取引所比で上昇 39205円で引け
・VIX指数-19.11に低下 堅調な米経済指標やTSMCの決算が投資家心理の改善に

<海外経済指標>
・EIA石油在庫統計:原油は219.1万バレルの取り崩し
・8月米企業在庫(前月比) +0.3%、予想 +0.3%
・10月米NAHB住宅市場指数 43、予想 42
・9月米鉱工業生産(前月比) -0.3%、予想 -0.2%
・9月米設備稼働率 77.5%、予想 77.8%
・9月米小売売上高(前月比)+0.4%、予想 +0.3%
・9月米小売売上高(自動車を除く、前月比)+0.5%、予想 +0.1%
・10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数 +10.3、予想 +3.0  
・前週分の新規失業保険申請件数 24.1万件、予想 26.0万件
・前週分の失業保険継続受給者数 186.7万人、予想 186.5万人

<海外の要人発言>※時間は日本時間
・17日20:03 トルコ中銀声明
「第3四半期の指標は国内需要の減速が続き、デフレ圧力のレベルに近づいていることを示唆」
「インフレ改善のペースに関する不確実性が高まっている」
「インフレリスクに対して高度に注意を払い続けることを再確認」
「月次インフレの基調に顕著かつ持続的な低下が観察され、インフレ期待が予測された予想範囲に収束するまで、金融引き締めの姿勢は維持」
「すべての手段を断固として使用」
・17日21:20 欧州中央銀行(ECB)声明
「必要な限り金利を制限的に維持する」
「会合ごと、データ依存型のアプローチを取る」
「特定の金利道筋についてコミットしない」
「インフレ率は目標に向けて低下する前に再び上昇すると予想」
「ディスインフレのプロセスは順調に進んでいる」
「PEPPの再投資は今年末でやめる意向」
・17日21:54 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「最新のデータは、より緩慢な成長を示唆」
「家計の消費は予想を下回っている」
「経済は予想よりもやや弱い」
「ほとんどの基調的インフレ指標は低下したか横ばい」
「賃金上昇圧力は強い」
「経済は時間とともに強くなると予想」
「国内のインフレはまだ強い」
「成長に対するリスクは下振れ方向」
「インフレは向こう数カ月で上昇へ」
「地政学的緊張はインフレの上振れリスク」
「インフレは2025年に目標に低下」
「ユーロ圏のリセッションを予想せず」
「インフレのリスクは恐らく上方向ではなく、やや下方向」

<一般ニュース>
・ネットフリックス、第3四半期の新規会員510万人 予想上回る=ロイター
・ノキア、中国で2000人・欧州で350人削減 コスト削減で=関係筋=ロイター
・マン・グループ、9月末運用資産1749億ドル 大口解約でも8%増=ロイター
・ブラックストーンは増益決算、好調なクレジットが会社最大部門に成長=BBG
・「トランプ関税」でハリス氏が板挟み、勝敗左右する激戦州で人気=BBG
・債券版「恐怖指数」生みの親、米選挙後の利回りは歴史的大揺れを予想=BBG
・CFA証券アナリスト試験、レベル3合格率は48%-過去平均下回る=BBG
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