ロシア中銀、予想外の大幅利上げで21%へ
ロシア中央銀行(CBR)は25日、市場予想を大きく上回る利上げを実施し、政策金利を21%に引き上げた。これは、ウクライナ戦争開始以来の最高水準。CBRはインフレ率が目標を大幅に上回っていることを理由に挙げ、財政支出の増加にも言及した。2025年のインフレ率目標達成を断念し、来年の政策金利を17-20%と予測しているほか、経済成長率予想も下方修正され、金融引き締めの長期化が示唆されている。この決定は、ロシア経済の課題と中央銀行の積極的な対応を示している。
(越後)
(越後)