米国の住宅価格、緩やかな上昇続くも課題残る
2024年8月の米一戸建て住宅価格は前月比0.3%、前年同月比4.2%の上昇となった。供給不足が続く中、高い住宅ローン金利と相まって、多くの潜在的購入者を市場から遠ざけている。地域によって価格上昇率に差があり、西北中部や中部大西洋地域で顕著な上昇が見られた一方で、東北中部やニューイングランド地域では月間価格が下落。低金利で借り入れた現在の住宅所有者が売却を控える傾向にあり、市場の流動性低下が課題となっている。
(越後)
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