今日の株式見通し=軟調か 米国では3指数が上昇も主力グロース株は総じて下落
東京市場は軟調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は259ドル高の43988ドルで取引を終えた。大統領選のトランプ氏勝利を好感した買いが続き、取引時間中には初めて44000ドルを上回る場面もあった。一方、ナスダックはプラス圏とマイナス圏を行き来して小幅な上げにとどまっており、エヌビディア、アルファベット、アマゾンなど主力グロース株の多くは下落した。ドル円は足元152円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて365円安の39135円、ドル建てが330円安の39170円で取引を終えた。
米国株は買われたが、半導体株を中心に国内グロース株は上値の重い展開が想定される。CME225先物は安寄りを示唆している。下げて始まったとしても売り込まれるような流れにはなりづらく、決算発表銘柄に関しても、先週までと変わらず活況な売買が続くだろう。ただ、米10年債利回りはやや低下し、円安には一服感が出てきている。グロース株だけでなく金融株や外需も手がけづらく、全体では気迷いムードの強い1日になると予想する。日経平均の予想レンジは39000円-39600円。
米国株は買われたが、半導体株を中心に国内グロース株は上値の重い展開が想定される。CME225先物は安寄りを示唆している。下げて始まったとしても売り込まれるような流れにはなりづらく、決算発表銘柄に関しても、先週までと変わらず活況な売買が続くだろう。ただ、米10年債利回りはやや低下し、円安には一服感が出てきている。グロース株だけでなく金融株や外需も手がけづらく、全体では気迷いムードの強い1日になると予想する。日経平均の予想レンジは39000円-39600円。