今日の株式見通し=一進一退か 米国株は下落も円安進行は支えに
東京市場は一進一退か。米国株は下落。ダウ平均は382ドル安の43910ドルで取引を終えた。10月消費者物価指数(CPI)や10月生産者物価指数(PPI)など注目指標の発表を先に控える中、直近の上昇に対する利益確定売りが優勢となった。米10年債利回りは4.4%台まで上昇しており、為替市場ではドル高・円安が進行。ドル円は足元154円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて150円安の39260円、ドル建てが110円安の39300円で取引を終えた。
米国株が弱かったことから上値は重いだろう。一方、円安が進んでいることは日本株の下支えになる。また、きのう引け後に東京エレクトロン<8035.T>が上方修正や自己株取得を発表しており、ADRでは大きく上昇している。きのうの東京市場では半導体株の弱さが目立っていただけに、一定の安心材料となるだろう。下げて始まったとしても下値は堅く、場中はこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39100円-39600円。
米国株が弱かったことから上値は重いだろう。一方、円安が進んでいることは日本株の下支えになる。また、きのう引け後に東京エレクトロン<8035.T>が上方修正や自己株取得を発表しており、ADRでは大きく上昇している。きのうの東京市場では半導体株の弱さが目立っていただけに、一定の安心材料となるだろう。下げて始まったとしても下値は堅く、場中はこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39100円-39600円。