ドル円 156.00・156.50円OPは相場の引き下げ効果を示す可能性もあるため注意

 ドル円は売りとオプション(OP)設定が観測されて目先の重しだった156.00円をいったん上抜け。156.50円にも本日NYカットのOPが置かれているものの、ここまでOP付近の重しをいくつかこなして切り上がってきた相場。上値のOPは強い抵抗になりにくい相場環境に見える。

 ただ、156.00円・156.50円OPはいずれもドル・コール(買い権利)OP。詳細な売買の内容にもよるが、いったん上抜けても付近のレンジにとどまっている間は相場引き下げの作用が生じる可能性のあるポジションと考えられるため注意も必要となる。

(関口)
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