豪州統計局、児童保育費の過大評価を修正もCPIには影響せず

 オーストラリア統計局(ABS)は過去1年間の消費者物価指数(CPI)において児童保育費を過大評価していたことを明らかにした。2023年7月に導入された政府補助金の影響を正確に反映していなかったことが原因。9月期のCPIでは児童保育指数が実際より5.8%高く公表されていたとのことだが、児童保育費はCPIバスケットの0.9%しか占めていないため、全体のCPIへの影響は0.04%にとどまった。ABSは27日発表の10月CPIで修正を行うが、既に公表された四半期インフレ率には変更はないことも発表した。

(越後)
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