海外マーケットトピックーロシア、トランプ氏とウクライナ停戦協議の用意表明

<市場動向>
・米国株式市場-ダウは5日ぶり反発、ナスダックは3日ぶり反落
・米債券市場-10年物国債利回り、4.41%に上昇
・NY原油先物-12月限の終値は前日比0.52ドル安の1バレル=68.87ドル
・NY金先物-12月限の終値は前営業日比20.7ドル高の1トロイオンス=2651.7ドル
・CME225先物-大阪取引所比で下落、38280円で引け
・VIX指数-17.16に上昇 ウクライナとロシアを巡る緊張高まる

<海外経済指標>
・EIA石油在庫統計:原油は54.5万バレルの積み増し
・米MBA住宅ローン申請指数(前週比) +1.7%、前回 +0.5%

<海外の要人発言>※時間は日本時間
・21日00:30 バー米連邦準備理事会(FRB)副議長
「銀行システムは健全かつ堅固な状態を維持」
「銀行は引き続き資本および流動性比率が最低規制水準を上回っていると報告」
「システム全体としては回復力があるものの、FRBは特定の商業用不動産ローンの延滞率が引き続き上昇していることを注視」
「特定の消費者ローンの延滞率は上昇している」
・21日01:08 クック米連邦準備理事会(FRB)理事
「労働市場とインフレが予想通りに推移すれば、政策金利を中立に向けて引き続き引き下げることが適切」
「インフレの進行が鈍化し、雇用市場が依然として堅調な場合は、利下げ一時停止のシナリオが考えられる」
「利下げの規模とタイミングは、今後のデータ、見通し、リスクバランスによって決まる。政策は事前に決まっていない」
「現在のリスクはほぼ均衡」
「経済は良好な状態にあるが、コアインフレは依然としてやや高い」
「雇用リスクは下振れ傾向にあるが、ここ数カ月で減少している」
・21日01:19 ラムスデン英中銀(BOE)副総裁
「経済は引き続き正常化し、低水準で比較的安定した最近のインフレ傾向は継続へ」
「不確実性が減少し、さらなるデフレ圧力を示唆する証拠が明確になれば、利下げにそれほど緩やかなアプローチを取らないことを検討する」
・21日03:12 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
「現在、FRB当局者が考えているよりも中立政策に近い可能性がある」
「FRBは金融政策に関して慎重なアプローチを取るべきだ」
「インフレは依然として懸念事項である」
「11月の利下げは金利を徐々に引き下げるという自身の考えと一致。これを支持した」
「インフレ抑制の進展は停滞しているようだ」
「経済は好調で、労働市場は完全雇用に近く、インフレは高い」
「インフレ目標を達成せずに政策を再調整していることは懸念される」
「FRBは柔軟になる必要がある」

<一般ニュース>
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