独保守野党党首、選挙前の債務ブレーキ改革を拒否
ドイツの保守野党CDUのメルツ党首は来年2月23日に予定されている選挙前に債務ブレーキ(財政赤字比率に上限を設けること)の改革を行わないと明言した。債務ブレーキは公共赤字をGDPの0.35%に制限し、変更には議会の3分の2の賛成が必要。メルツ氏は「連立政権の終わりが近い今、債務ブレーキを解除することはない」と述べ、選挙後には議論する余地があるものの、単に支出を増やすことには懐疑的であると語り、まずは州の支出改革が必要だとした。
(越後)
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