NY株見通しー底堅い展開か 経済指標は11月シカゴ地区購買部協会景気指数など

 今晩は底堅い展開か。昨日は感謝祭の祝日でNY株式相場が休場となったが、前日の27日は主要3指数がそろって下落。ダウ平均が138.25ドル安(-0.31%)と6日ぶりに反落し、S&P500も0.38%安と8日ぶりに反落。ハイテク株主体のナスダック総合は0.60%安と5日ぶりに反落した。ただ、週初来ではダウ平均が0.96%高、S&P500が0.49%高、ナスダック総合が0.30%高とそろって2週続伸ペースとなり、11月月初来ではダウ平均が7.08%高、S&P500が5.14%高、ナスダック総合が5.33%高と大幅反発ペースとなった。

 今晩は感謝祭の翌日で、午後1時までの短縮取引となるため、薄商いが予想されるが、週明けは12月の取引がスタートする。減税や規制緩和などのトランプ次期大統領の政策期待や、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待などを背景に年末ラリーの期待も高まっており、週末、月末の取引となるものの、底堅い展開が期待できそうだ。

 今晩の米経済指標は11月シカゴ地区購買部協会景気指数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:11月29日、14:00)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。