今日の株式見通し=小動きか 米国株高は支援材料も円高は警戒材料
東京市場は小動きか。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は188ドル高の44910ドルで取引を終えた。長期金利が大きく低下しており、楽観ムードの強い地合い。中国に対する輸出規制がそれほど厳しいものにはならないとの見方から、エヌビディアなど半導体株に強い動きが見られた。ドル円は足元149円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて130円高の38300円、ドル建てが155円高の38325円で取引を終えた。
米国株高を好感する買いと円高を警戒する売りがせめぎ合い、方向感が出づらいと予想する。米半導体株の上昇要因は東京市場では先週木曜に消化しており、金曜には多くの国内半導体株が下落している。米国株が休場を挟んでも強い基調が続いていること、この先、米国の年末商戦に関するニュースが米国株を一段と上に押し上げる可能性があることなどから、下値は堅いと考える。ただ、取引時間中の為替動向には神経質となりそうで、高くなれば戻り売りが上値を抑えるだろう。日経平均の予想レンジは38050円-38400円。
米国株高を好感する買いと円高を警戒する売りがせめぎ合い、方向感が出づらいと予想する。米半導体株の上昇要因は東京市場では先週木曜に消化しており、金曜には多くの国内半導体株が下落している。米国株が休場を挟んでも強い基調が続いていること、この先、米国の年末商戦に関するニュースが米国株を一段と上に押し上げる可能性があることなどから、下値は堅いと考える。ただ、取引時間中の為替動向には神経質となりそうで、高くなれば戻り売りが上値を抑えるだろう。日経平均の予想レンジは38050円-38400円。