今日の株式見通し=軟調か 米国株はCPIの発表を前に売り優勢

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は154ドル安の44247ドルで取引を終えた。3指数ともプラス圏とマイナス圏を行き来したが、終盤の動きが弱くそろって下落。11月消費者物価指数(CPI)の発表を前に上値が重かった。ドル円は足元151円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて80円安の39320円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押されると予想する。CPIを受けた今晩の米国マーケットの動向を見極めたい局面で、売買自体が手控えられるだろう。ただ、米3指数はいずれも小幅な下げにとどまっており、大きく崩れることはないとみる。ドル円が円安気味で推移していることも一定程度支えになると期待できる。場中はやや弱めで様子見ムードの強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39150円-39450円。
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