ユーロドル、一時1.0374ドルまで下落 11月22日以来
ユーロドルは11月22日以来となる1.0374ドルまで下げ幅を拡大した。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り0.25%の追加利下げを決めたと発表。ただ、同時に公表されたFOMCメンバーによる金利見通し(ドット・チャート)では、2025年末時点の中央値が上方修正され、利下げ回数が2回と前回9月の見通しから半減した。さらに、パウエルFRB議長が会見で「追加調整を検討する上で慎重姿勢を強める可能性」「金利は中立水準にかなり近づいた」などと発言すると、米長期金利の上昇とともにドル買いが広がった。
(中村)
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