海外マーケットトピックー近づく米雇用統計の年次基準改定・・・

<市場動向>
・米国株式市場-国民追悼の日で休場
・米債券市場-10年物国債利回り、横ばいの4.69%
・NY原油先物-2月限の終値は前営業日比0.60ドル高の1バレル=73.92ドル
・NY金先物-2月限の終値は前営業日比18.4ドル高の1トロイオンス=2690.8ドル
・VIX指数-18.07に上昇 株式市場は国民追悼の日で休場

<海外経済指標>
・12月米企業の人員削減数(前年比) +11.4%、前回 +26.8%

<海外の要人発言>※時間は日本時間 
・9日23:46 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「FRBの金利目標の長期的な道筋は不明確」
「不確実性の中で、FRBが少し立ち止まるのは適切」
「FRBはデータ依存であり、軽率に行動すべきではない」
「インフレをピークから低下させることに成功している」
「全体的な消費者支出の多くは高い所得に依存している」
「高い不確実性の中で、FRBはデータ依存であるべき」
「2%インフレ目標への回帰には予想以上に時間がかかっている」
・10日00:09 コリンズ米ボストン連銀総裁
「現在の見通しでは、利下げには段階的かつ忍耐強いアプローチが必要」
「12月FOMCで利下げを支持したが、ぎりぎりの判断だった」
「現在の見通しは12月の予測と一致」
「経済は全体的に良好な状態にあるが、不確実性は顕著」
「2%のインフレ率に向けて段階的かつ不均一な軌道をたどっている」
・10日03:37 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「さらなる利下げは段階的かつデータに基づいて行うべき」
「金利政策は長期的に必要な水準に近い可能性がある」
「FRBは二つの責務の達成にかなり近い」
「インフレは目標に向かっており、成長は勢いを増している」
「雇用市場は弱まっているが依然として健全」
「成長と雇用の見通しに楽観的」
「インフレ圧力は引き続き緩和すると楽観的」
・10日03:40 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
「選挙後の抑制された需要がインフレリスクをもたらす可能性がある」
「インフレへの懸念が10年物米国債利回りの上昇を部分的に説明している可能性がある」
「インフレは高止まりしており、上振れリスクがある」
「政策調整には慎重かつ段階的なアプローチを好む」
「次期政権の将来の政策を予断すべきではない」
「現在の政策スタンスは、他者が考えるほど制限的ではないかもしれない」

<一般ニュース>
・マイクロソフトとグーグルもトランプ氏就任基金に寄付、各100万ドル-報道=ロイター
・カナダ小売大手の買収提案、5月総会までに一定の判断=セブン&アイCFO=ロイター
・近づく米雇用統計の年次基準改定、波乱の可能性にエコノミストら警戒=BBG
・マスク氏、連邦支出2兆ドル削減の目標後退-選挙公約の修正相次ぐ=BBG
・世界のサステナブル債発行額、昨年1兆ドル乗せ-過去2番目の高水準=BBG
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