シンガポールドル、一時売り強まる MASは事実上の金融緩和を決定

 シンガポールドルは一時弱含み。シンガポール金融通貨庁(MAS)が政策バンドの傾斜(自国通貨の上昇率)を小幅に縮小し、事実上の金融緩和に踏み切ったことを受けてドル・シンガポール(SGD)は1.3580SGDまでドル高・SGD安が進んだ。
 ただ、23日に発表された12月消費者物価指数(CPI)コア指数が前年比+1.8%と2021年11月以来の低い伸びとなり、市場では金融緩和観測が高まっていただけに材料出尽くしとの見方からすぐに1.3550SGD台まで失速している。

(越後)
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