東京外国為替市場概況・17時 ドル円、じり高

 17日午後の東京外国為替市場でドル円はじり高。17時時点では142.89円と15時時点(142.73円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.32%まで上昇し、ダウ先物も上げ幅を広げると17時前には142.92円までじり高。ただ、欧州通貨に対してドルが弱含んでいることで、買いの勢いは緩やか。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1376ドルと15時時点(1.1352ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。1.1344ドルを底に1.1381ドル付近まで買い戻され底堅い動き。米債利回りも上昇しているが、独10年債利回りも2.52%台まで上昇していることなどが支えになった。

 ユーロ円は強含み。17時時点では162.52円と15時時点(162.00円)と比べて52銭程度のユーロ高水準だった。米株指数先物が上げ幅を広げていることで、ユーロ円は東京午前につけた日通し高値を上抜け17時前に162.57円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.62円 - 142.92円
ユーロドル:1.1344ドル - 1.1409ドル
ユーロ円:161.52円 - 162.57円


(松井)
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