東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 17日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では142.73円と12時時点(142.55円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。日米貿易交渉が無難に終わり日米株価指数が上げ幅をやや拡大したこと、米10年債利回りが4.30%台で推移していることなどで、一時142.86円まで強含みに推移し午前中の高値に面合わせした。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.1352ドルと12時時点(1.1378ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。6会合連続での利下げが予想されている欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、一時1.1344ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は15時時点では162.00円と12時時点(162.16円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数が堅調に推移していることで、ユーロドルの軟調推移にも関わらず、162円前後で下げ渋る展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.62円 - 142.86円
ユーロドル:1.1344ドル - 1.1409ドル
ユーロ円:161.52円 - 162.27円

(山下)
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