米国債市場概況・4日 10年物国債利回り、4.24%に上昇
4日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。表面利率4.625%の10年物国債利回りは前営業日比0.09%高い(価格は安い)4.24%で終えた。米政権の関税政策への懸念で買いが先行すると、利回りは一時4.1040%前後と昨年10月21日以来の低水準を付けた。ただ、引けにかけては一転売りが優勢に。ラトニック米商務長官が「トランプ米大統領はカナダ・メキシコ関税の軽減を明日発表する可能性」と述べたことで、過度の通商摩擦懸念が和らいだ。
(中村)
(中村)