米国債市場概況・11日 10年物国債利回り、4.49%に上昇
11日の米国債券相場で長期ゾーンは5日続落。表面利率4.625%の10年物国債利回りは前営業日比0.07%高い(価格は安い)4.49%で終えた。米相互関税によるインフレ懸念や「中国が米国債を売却するのでは」との思惑から売りが出た。利回りは一時4.5864%前後と2月13日以来の高水準を付けた。
ただ、レビット米ホワイトハウス報道官やコリンズ米ボストン連銀総裁の発言をきっかけに金融市場の過度な緊張が和らぐと、債券を買い戻す動きが広がり下げ幅を縮めた。週末を控えたポジション調整目的の買いも入った。
(中村)
ただ、レビット米ホワイトハウス報道官やコリンズ米ボストン連銀総裁の発言をきっかけに金融市場の過度な緊張が和らぐと、債券を買い戻す動きが広がり下げ幅を縮めた。週末を控えたポジション調整目的の買いも入った。
(中村)