東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、下げ渋り

 23日午後の東京外国為替市場でユーロ円は下げ渋り。17時時点では161.50円と15時時点(161.60円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。東京市場からの弱い地合いが継続し、16時10分過ぎには一時161.19円と日通し安値を付けた。ただ、昨日安値の160.99円が目先のサポートとして意識されると、4月仏・独製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回ったことも支えに161.60円台まで切り返した。一方、サービス部門PMI速報値は弱い内容だったため勢いは弱い。

 ドル円は売り一服。17時時点では141.86円と15時時点(142.06円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。東京時間での上値の重さを見て欧州勢が売りで参入すると一時141.53円付近まで下押しした。ただ、本日安値の141.49円を前に下げ止まると141.80円台まで持ち直している。

 ユーロドルは17時時点では1.1384ドルと15時時点(1.1375ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後も1.13ドル台後半を中心に方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.49円 - 143.22円
ユーロドル:1.1308ドル - 1.1429ドル
ユーロ円:161.19円 - 162.46円


(越後)
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