東京マーケットダイジェスト・30日 円小幅安・株高

ドル円:1ドル=142.50円(前営業日NY終値比△0.17円)
ユーロ円:1ユーロ=162.12円(△0.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1382ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:36045.38円(前営業日比△205.39円)
東証株価指数(TOPIX):2667.29(△16.68)
債券先物6月物:140.65円(△0.02円)
新発10年物国債利回り:1.310%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
       <発表値>  <前回発表値> 
3月鉱工業生産・速報値
前月比     ▲1.1%    2.3%
前年同月比   ▲0.3%    0.1%
3月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比   3.1%     1.3%・改
3月新設住宅着工戸数
前年同月比   39.1%     2.4%
2月景気動向指数改定値
先行指数    107.9     107.9
一致指数    117.3     116.9

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。月末の5・10日(ゴトー日)ということもあって仲値にかけて本邦実需勢の買いが観測された。その後も日本株の底堅い動きを支えに上値を伸ばし、一時142.71円まで値を上げた。

・豪ドルは強含み。1-3月期豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことに豪ドル買いで反応した。対ドルでは0.6418ドル、対円でも91.53円まで買いが進んだ。

・ユーロドルは小安い。1.13ドル台後半のレンジ内推移が中心となったが、豪CPI後に対豪ドルなどでユーロ売りが進んだ場面では一時1.1355ドルまで下押しした。

・ユーロ円は下値が堅い。11時前に161.72円まで下落したものの、その後は株高やドル円の上昇などにつれて162.33円まで持ち直した。

・日経平均株価は5日続伸。前日の米国株式相場が堅調推移となった流れを引き継いだ。大型連休の谷間とあって積極的に買いを進める展開とはならなかったが、後場も底堅い地合いが継続。指数は210円超高まで上昇する場面も見られた。

・債券先物相場は小幅続伸。明日の日銀金融政策決定会合結果を見極めたいとの思惑から手控えムードが広がり、前営業日終値を挟んで方向感が出なかった。

(岩間)
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