東京外国為替市場概況・12時 ドル円、軟調

 5日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では144.17円とニューヨーク市場の終値(144.96円)と比べて79銭程度のドル安水準だった。米中交渉の先行き不透明感が高まるなか、日米株価指数先物が引き続き軟調に推移したことで円買い・ドル売りが継続。一時144.07円まで下値を広げた。

 ユーロドルは堅調。12時時点では1.1342ドルとニューヨーク市場の終値(1.1297ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ高水準だった。対円主導でドル売りが強まると、その他通貨に対してもドル売りが波及。ユーロドルは一時1.1347ドルまで上昇したほか、豪ドル米ドルは0.6481米ドル、NZドル米ドルは0.5985米ドルまでそれぞれ値を上げた。

 ユーロ円は弱含み。12時時点では163.53円とニューヨーク市場の終値(163.80円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で一時163.41円まで値を下げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.07円 - 145.00円
ユーロドル:1.1295ドル - 1.1347ドル
ユーロ円:163.41円 - 164.01円


(越後)
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