東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋る展開

 5日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る展開。15時時点では144.18円と12時時点(144.17円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。東京、中国、香港市場が休場の中、台湾ドル主導のドル売りが29.458TWDまで続いたことや、米中通商交渉への警戒感からの円買いなどで、143.97円までわずかに下値を広げた。
 しかし、台湾中銀が現地時間午後4時半から為替市場に関する会見を行う、との報道で、下げ渋る展開となった。

 ユーロドルは伸び悩み。15時時点では1.1333ドルと12時時点(1.1342ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ロンドン市場が休場のため、午前中の高値1.1347ドル付近で伸び悩んだ。

 ユーロ円は小安い。15時時点では163.41円と12時時点(163.53円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数が弱含みに推移していることで、163.37円までわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.97円 - 145.00円
ユーロドル:1.1295ドル - 1.1347ドル
ユーロ円:163.37円 - 164.01円

(山下)
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