22日の主な要人発言(時間は日本時間)(1)

22日06:21 ジョンソン米下院議長
「トランプ税制改革法案は本日21日夜または明日22日午前に採決」
「メモリアルデー前に税制改革法案は成立すると確信」

22日07:08 米財務省
「前回の会談と同様に為替の水準については議論されなかった」
「現時点でのドル円はファンダメンタルズを反映しているとの認識を再確認」
「為替レートは市場で決定されるべきとの共通認識を再確認」

22日08:28 加藤財務相
「G7では米関税措置の不確実性を減らしていくことなどを議論」
「米財務長官との協議では為替は市場で決まることを確認」
「為替の過度な変動は経済に悪影響との認識も共有」
「米財務長官と為替水準については議論していない」

22日10:35 野口日銀審議委員
「今後も物価の基調が2%近傍で安定しつつあることを慎重に見極めつつ、政策金利を調整していく」
「その調整においては、ほふく前進的なアプローチが重要と考える」
「政策金利を一段階引き上げるごとに相応の時間をかけてその経済への影響を確認」
「2026年4月以降の国債購入方針はより長期的な視点から検討する必要」
「バランスシートの縮小は十分な時間をかけて進めていくことが可能であり、それが市場の安定にとっても望ましい」
「金融政策運営の基本スタンスは『上下リスクを含む経済状況の進展を注意深く確認しつつ、慎重に政策調整を進めていく』というものになるはず」
22日14:51
「国債買い入れの規模縮小は、ある程度当然」
「来年度以降の国債購入は、従来計画と大きく変えることはおそらくない」
「しばらくはむやみに動かず現状注視していくのが基本」
「(経済・物価の見通し)思っていやより早く元の軌道に戻る可能性もある」

22日12:52 三村財務官
「日米間で為替水準の議論はしていない」
「為替相場はマーケットによって決定される」
「過度の変動や無秩序な動きは望ましくないとの認識を再確認」

22日16:21 ヴァルガ・ハンガリー中銀総裁
「関税交渉は依然として大きな不確実性に包まれている」
「外部環境は、ハンガリーのGDP成長鈍化とインフレ率のより穏やかな推移を示唆」
「労働市場の逼迫感が徐々に緩和し始めている」
「インフレとの闘いはまだ終わっていない」
「インフレ目標を達成するには、インフレ期待をしっかりと固定する必要」

22日17:36 カラハン・トルコ中銀総裁
「主要な政策手段は1週間レポ金利であり、必要に応じてバンドも活用」
「現在インフレリスクは上向き」
「中銀は政策金利を上回る資金供給も柔軟に実施可能」
「最近の金融引き締めは利下げサイクル中に実施されたため、効果はより大きくなる」
「金融引き締めの影響で今後経済成長の減速がより顕著になる見通し」
「成長鈍化はインフレ抑制を後押しする」
「年末のインフレ率は30%前後になるだろう」
「インフレは我々の想定通りに低下する見込み」

22日17:37 アクチャイ・トルコ中銀副総裁
「外貨準備は最近の市場の混乱後、落ち着いた時期に増加し始めており、今後も積み増しを続ける見通し」
「金融緩和への転換はデータ重視で判断し、速さについては断言できない」

※時間は日本時間


(中村)
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