ドル円 142.00円の買いが支え、複数大きめOP控える143円の回復には難しさも

 ドル円は142.12円まで売り先行後、142円半ばへ戻してきた。4月29日安値の141.97円にも近い節目142.00円に買いが集まっており、下攻めを警戒させる一因となったようだ。

 142.30円に観測されるオプション(OP)前後のレンジでいったん動意が鈍った感もあったが、足もとの142円台での戻りをどこまで進めることができるか注視。ただ、大きめなOPが複数控える143.00円の節目を回復するのには難しさもあるか。再び下値142.00円の買いを試し、同水準割れに控えるストップロスの売りをつけて下振れるリスクも念頭に置いた上で臨みたい。

(関口)
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