東京外国為替市場概況・17時 ドル円、伸び悩み

 28日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。17時時点では144.15円と15時時点(144.28円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。16時前に強含む場面があったものの、144.50円台では頭を抑えられた。時間外の米10年債利回りの上昇一服やマイナス推移のダウ先物を眺めながら、144.07円付近まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1327ドルと15時時点(1.1314ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。1.13ドル割れの底堅さを14時台に確認し、欧州勢が参入するにつれて持ち高調整の買いが優勢となった。17時前には1.1331ドルまで水準を上げた。

 ユーロ円は17時時点では163.28円と15時時点(163.24円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。16時前に163.14円まで日通し安値を更新後、直ぐに163.40円台まで切り返した。もっともその後はドル円の弱含みが重しとなり、163.20円台まで水準を落とした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.85円 - 144.77円
ユーロドル:1.1296ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:163.14円 - 163.83円


(小針)
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