東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小安い

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は小安い。15時時点では143.82円と12時時点(143.92円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。日経平均株価がマイナス圏で軟調に推移していることで、143円台後半での上値が重い展開が続いた。本日は、赤沢経済再生相とベッセント米財務長官との第4回日米通商交渉や本日政府効率化省を退任するイーロン・マスク氏とトランプ米大統領との共同記者会見などが予定されている。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1350ドルと12時時点(1.1349ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。月末で動きづらい展開の中、ポジション調整の売りで、一時1.1343ドルまでわずかに下値を広げたものの、下値は限定的だった。

 ユーロ円は小安い。15時時点では163.25円と12時時点(163.34円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価がマイナス圏で軟調に推移していることで、一時163.11円まで下値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.44円 - 144.22円
ユーロドル:1.1343ドル - 1.1390ドル
ユーロ円:163.11円 - 164.03円

(山下)
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