東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高
【ユーロドル 1.1425ル→1.1425ドルに修正しました】
3日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では143.10円とニューヨーク市場の終値(142.71円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。仲値公示にかけて進んだ買いの流れがさらに継続。昨日NYタイム高値143.07円前後を抜け、143.25円まで上昇が勢いづいた。本邦長期金利の動向に神経質となるなか、参院財政金融委員会で半期報告を行った植田日銀総裁から、先行きの成長鈍化の可能性や「利上げを決め打ちしているつもりない」ことなどへの言及もあった。
ユーロドルは重い動き。12時時点では1.1425ドルとニューヨーク市場の終値(1.1441ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルがじり高推移となった流れに呼応。1.1419ドルまでユーロ安・ドル高となった。
ユーロ円は12時時点では163.49円とニューヨーク市場の終値(163.28円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ドル円のじり高と、ユーロドルの重い動きに挟まれて上下。163.71円までドル円に連れ高となった。しかしドル円の上昇が一服すると、ユーロドルのさえない推移も重しに163.45円前後へ調整の下押しが進むなど、ドル円よりも失速感が強め。一時250円以上の上昇となった日経平均株価が小幅高の水準まで上げ幅を縮小したことも、クロス円にはより影響したようだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.38円 - 143.25円
ユーロドル:1.1419ドル - 1.1455ドル
ユーロ円:163.08円 - 163.71円
(関口)
3日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では143.10円とニューヨーク市場の終値(142.71円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。仲値公示にかけて進んだ買いの流れがさらに継続。昨日NYタイム高値143.07円前後を抜け、143.25円まで上昇が勢いづいた。本邦長期金利の動向に神経質となるなか、参院財政金融委員会で半期報告を行った植田日銀総裁から、先行きの成長鈍化の可能性や「利上げを決め打ちしているつもりない」ことなどへの言及もあった。
ユーロドルは重い動き。12時時点では1.1425ドルとニューヨーク市場の終値(1.1441ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルがじり高推移となった流れに呼応。1.1419ドルまでユーロ安・ドル高となった。
ユーロ円は12時時点では163.49円とニューヨーク市場の終値(163.28円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ドル円のじり高と、ユーロドルの重い動きに挟まれて上下。163.71円までドル円に連れ高となった。しかしドル円の上昇が一服すると、ユーロドルのさえない推移も重しに163.45円前後へ調整の下押しが進むなど、ドル円よりも失速感が強め。一時250円以上の上昇となった日経平均株価が小幅高の水準まで上げ幅を縮小したことも、クロス円にはより影響したようだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.38円 - 143.25円
ユーロドル:1.1419ドル - 1.1455ドル
ユーロ円:163.08円 - 163.71円
(関口)