ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では142.67円と22時時点(142.83円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。22時30分過ぎに143.07円付近まで下げ渋ったものの、5月米ISM製造業景況指数や4月米建設支出が予想より弱い内容だったことが分かると一時142.54円まで下落し、本日安値を更新した。

 ユーロドルは底堅い動き。24時時点では1.1434ドルと22時時点(1.1418ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標をきっかけにユーロ買い・ドル売りが優勢になると一時1.1450ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では163.14円と22時時点(163.08円)と比べて6銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.54円 - 144.17円
ユーロドル:1.1341ドル - 1.1450ドル
ユーロ円:162.84円 - 163.62円


(中村)
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