ニューヨーク外国為替市場概況･2時　ドル円、上昇一服

　30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。2時時点では143.88円と24時時点（144.27円）と比べて39銭程度のドル安水準だった。NY序盤に144.44円の高値を見た後は一転して売りが優勢となり、143.80円台まで押し戻された。米10年債利回りが4.39％台まで再び低下したことも重しとなったか。

　ユーロドルは小動き。2時時点では1.1351ドルと24時時点（1.1350ドル）と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利は低下したが反応は薄く、1.1350ドルを挟んでの小動きとなった。

　ユーロ円も上昇一服。2時時点では163.32円と24時時点（163.76円）と比べて44銭程度のユーロ安水準だった。24時前に163.80円台まで上昇した後は、ドル円が下押したほか、一時プラス圏を回復したダウ平均が一時300ドル超の下げに転じたこともあり、163.20円台まで下値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：143.44円　-　144.44円
ユーロドル：1.1313ドル　-　1.1390ドル
ユーロ円：162.81円　-　164.03円



（川畑）