ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、買い戻し

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。24時時点では144.27円と22時時点(143.73円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領の発言を受けた下押しを143.48円付近までにとどめ、アジア時間につけた安値143.44円の手前で下値の堅さを確認すると次第に買い戻しが強まった。米10年債利回りが4.39%台から4.43%台まで上昇したことも支えに、一時144.44円まで本日高値を更新した。

 ユーロ円は堅調。24時時点では163.76円と22時時点(163.07円)と比べて69銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、163.80円台まで反発した。ポンド円も194.66円の高値まで上げるなど、クロス円には軒並み買い戻しが入った。

 ユーロドルは神経質な値動き。24時時点では1.1350ドルと22時時点(1.1346ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。23時前に1.1313ドルの安値をつけたが、その後は1.13ドル台半ばまで買い戻しが入っており、やや神経質に上下した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.44円 - 144.44円
ユーロドル:1.1313ドル - 1.1390ドル
ユーロ円:162.81円 - 164.03円


(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。