オランダ連立政権が崩壊、スホーフ首相辞任へ 移民政策めぐる対立が引き金

 オランダのスホーフ首相率いる4党連立政権が移民・難民政策をめぐる対立から崩壊した。極右・自由党(PVV)のウィルダース党首は、求めていた厳格な難民抑制策が受け入れられなかったとして連立からの離脱を表明。これによりスホーフ首相は辞任を発表し、政府は暫定体制に移行する。今後、議会で新たな多数派を模索するか、解散総選挙が行われる見通し。ウィルダース氏は「オランダを再びオランダに戻す」と強調し、移民問題への強硬姿勢を貫いている。ヨーロッパ各国でも右派の台頭が続いており、今後の政局の行方が注目されている。

(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。