スイス政府、UBS中心に大手銀行の資本規制を大幅強化へ
スイス政府はUBSを中心とする大手銀行に対し、最大180億ドルの資本要件引き上げや、経営陣の責任強化(不正時のボーナス返還)、金融監督当局FINMAの権限拡大などの新規制案を発表した。海外子会社の持分評価や危機時の資産評価も厳格化される。新規制は2027年に政令レベル、2028年以降に法制化される見通しで、短期的にはUBSの自社株買い減少も予想される。
(越後)
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