欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

 9日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では144.17円と17時時点(144.13円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。一時143.98円まで下落したものの、144円割れでは押し目買いが入り144.20円手前まで水準を切り上げている。この後はロンドンでの米中貿易協議を控えて様子見ムードが広がるか。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.1419ドルと17時時点(1.1423ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に伴って1.1439ドルまで上値を伸ばしたが、ドル円の下げが一服するとやや上値が重くなっている。

 ユーロ円は20時時点では164.63円と17時時点(164.64円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。164.55円まで本日安値を更新した後は売りが一服したが、戻りも限られている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.98円 - 144.95円
ユーロドル:1.1392ドル - 1.1439ドル
ユーロ円:164.55円 - 165.23円


(越後)
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